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2016年06月25日

50代の転職

自分は若い頃、情報処理の仕事をしていたわけであります。
SEという仕事でした。
当時、そら~ながいながい残業やってがんばってました。
20代の頃でしたので、体力的にも無理が利いたのです。

でも、当時バブル崩壊しかけて、こらぁ先々何か手に職をつけておかないといかんかな~と思い。
理容師になりました。
20代後半でしたので、先輩は20歳くらいの血気盛んな兄ちゃんたちばかりで、自分も年下の先輩に頭を下げ、
怒られながら一生懸命仕事覚えました。

おかげで、免許も無事取得できて、管理理容師の資格も取って、順風満帆な理容師生活でした。
30代半ばで思い切って独立し、最初は苦しい経営でしたが、次第に売り上げも上がるようになっていきました。

しかし、運命はむごい。
いろいろあって、離婚ということになり、自分は嫁にお店をやって、無職となりましたが、理容師という職があるために、
すぐに仕事が決まりました。

その後、その会社では順調に理容師としてのキャリアアップを重ね、店長となり、店舗運営、スタッフ管理、悩み相談など、
忙しい毎日で月日が流れました。給料もそこそこよくて、養育費や借金も何とか支払っていけました。

年齢も40代後半となり、趣味の音楽を通じてある女性と知り合い、50歳になり結婚しました。しかし、勤めている会社は健康保険も、
年金もない。嫁は将来が不安だといってました。一日の時間も長く、休みも少なく、長年の立ち仕事で膝が少しずつ悪くなりました。

30代の頃、自分が忙しい身でしたので、当時の子供たちには寂しい思いをさせました。日曜日や祭日子供たちと過ごしてあげたい思ってましたが、なかなかできないんです。でも、生活のために仕方はないのですが、元嫁も美容師でしたので、やはり自分の子供に目が行き届かない。理容師って子育てしにくいな~と実感してました。

ですので、今手に入れた新しい生活は給料少なくても時間に余裕のある生活がしたいといつもおもっておりました。
理容師続けながら、土日が休める仕事さがそうと思い、忙しい毎日の中、いつもネットで職をさがしてました。

なかなか上手くはいきませんが、そうしているうちに今の嫁との間に子供ができました。うれしくてうれしくてたjまらんです。嫁は今実家のほうに里帰り出産で帰っております。しかし、自分に悲劇が起こりました。

嫁が実家に帰っている間に仕事するとき、手が震えてなかなか理容師の仕事がままならなくなってきったのです。お客からは怒られたり心配されたり、なんとか騙し騙しやってましたが、これではいけないと思い心療内科に行きました。ストレスが原因とのことで、クスリを処方してもらいましたが、なんかボーっとして、仕事がすごいやりにくいんです。もう俺の理容師人生も終わりだな~と感じてました。

ある日、クスリ飲んでいるのに手が震えて仕事ができませんでした。もう限界。自分はその職場を後にしました。あ~子供ができたのに無職になってしまった。嫁とやり取りしてますが、『心配しなくていいからじっくり仕事探してね。』って子供生まれたばかりの嫁に心配かけてしまっている。職が決まらないと迎えに行けない。気持ちはあせるばかりです。

嫁が時々子供の写真や動画をラインで送ってくれます。かわいくてかわいくてたまりません。しかし、その子供の写真がかえってプレッシャーにもなってます。

一日も早く仕事見つけなくては。

薬飲むのは止めました。相手が人間でなければ手震えないので。クスリにはなるべく頼りません。

年齢も52歳、応募しても応募しても書類通過しません。やっと、面接にこぎつけても叩き落されるばかり。面接や書類選考のたびに職務経歴書を作ってますが、電話で問い合わせたら、未経験の方は30歳までなんですとかいわれたり、こんな長い間敗北感を味わうのもつらいもんです。

一日も早く嫁と子供のために仕事を見つけなくては。

今参院選がはじまりました。党首討論会では安部総理が国民一人当たりに1社以上の求人があるといっていた。若い人たちの就職状況がよくなってきたとテレビでいっていた。

自分の場合は50代過ぎると10社受けても通りません。これまでのキャリアが通用しないのパターンなので、SE職に応募してもブランクが長すぎるということでした。

若い人たちばかりに社会の注目集まってますが、未経験50代の就職環境って改善されているのだろうか?自分に何か落ち度があるのは確かだが、前向きな気持ちだけは持っている。

ぼちぼちアルバイトでもしないとね。

さて、家族持ち無職50代中高年のこれからはどうなるのでしょう!!


がんばります。

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Posted by 宮本金太郎 at 17:20│Comments(0)日記
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